OldBoys and OldGirls for Communication.

　この度、岡信子前会長から役務を受け継ぎました、杉並学院高等学校２期卒業の山崎です。 私たちの母校は奥田裁縫女学校から始まり、前田高等家政女学校、前田高等学校、菊華中学・高等学校、そして現在の杉並学院中学・高等学校と移り変わった長い歴史を持つ学校です。 その中で、菊華女学校から、現在の杉並学院と校名が改称し、岡信子前同窓会会長から「新しい風を入れたい」との意向より、私が会長を任せられました。

　私が杉並学院に入学した時は、まだ菊華女学校の頃の校舎と杉並学院の新校舎両方が授業に使われていた時で、菊華の長い歴史と新しい歴史を作る杉並学院の二つの歴史が重なった貴重な時期に入学出来たと思い ます。しかし、正直に申しまして学生の時分ではそのような学校の長い歴史に関して深く考えず、杉並学院の学校生活を送る自分の事しか見ることが出来ずに学校生活をおくっていました。友と喜怒哀楽を共にし、クラスで一丸と なって学校行事にとりくむ。今思えば、杉並学院でおくった高校生活が今までの自分の人生の中で一番「一生懸命」になれた時期だと思います。けれど、当り前ではありますが、高校生活が良き思い出と思うのは私だけではないと思います。高校の時に感じた嬉しかったこと、悔しかったことは高校生活を体験した人には今では良き思い出に残るものでしょう。私は、そのような良き思い出となった、学校生活を同じ学び舎で学んだ友と一緒に今一度思い出せるような、そんな同窓会を皆さんと一緒に作っていきたいと思っております。

　しかし、数多く私の先輩がおられる中で、皆様の代表として若輩者の私が任せられたからは、同窓会を開催する為の予算、議事に関して、厳格な態度で行いたいと思います。

　長い歴史の中で多々の移り変わりをした私たちの母校も、その学び舎に通った生徒たちの思いは一緒だと思います。卒業生のすべての人に、学校生活の善き思い出を思い出せるような、そんな同窓会を作っていき たいと思っております。皆様のご協力をお願いいたします。

杉並学院高等学校２期卒業 山崎 崇